• 1. 頭痛、めまい
• 2. 手足のしびれ、肩こり、腰痛
• 3. 物忘れ、尿失禁や歩行のふらつき
• 4. くも膜下出血、脳梗塞、脳出血などの脳卒中、脳腫瘍や頭部外傷、その他脳神経疾患
• 5. 脳卒中危険因子である生活習慣病（高血圧、糖尿病、高コレステロール血症など）
• 6. 頭部や手足のけが、救急処置可能
• 7. てんかん、意識消失、失神発作、神経調節障害

一言で言いますと、脳に関するさまざまな疾患を扱う、気楽にかかれる「敷居の低いクリニック」と言えます。早く治療を要する疾患を見逃さないため、受診されたその日に頭部MR検査を行うようにしています。
脳神経外科クリニックですが、脳の健康を守るために重要な生活習慣病、すなわち、高血圧症、脂質異常症、糖尿病など、心臓や脳疾患のリスクファクターになる疾患の診療に力を注いでいます。近年、世界が最も重視されているのは「認知症対策」です。有効な治療薬が開発され、実用化されるまでまだまだ時間を要します。しかし、「認知症の予防」（予防といっても認知症の発症を少しでも遅らせることを意味します）は今すぐにでもできることです。当院は日本認知症学会認定教育施設であり、また、院長は学会認定の専門医、厚生労働省認定の認知症サポート医です。認知症診療は当院の特徴のひとつであります。最後に強調したいのが、「手術で改善しうる認知症」の特発性正常圧水頭症 (iNPH)の診療です。Open systemを利用して、当院と連携している脳神経外科専門医が勤務している病院でiNPHの手術を行っております。（iNPHは脳の病気ですが）脳を傷つけない手術方法（腰部くも膜下腔-腹腔短絡術 LPシャント）で治療しています。2011年1月の開院から9年間で約900件のLPシャント術を手掛けており、豊富な治療実績を有する医療機関のひとつと言われております。