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1.5テスラMRI
MRIはドイツ・シーメンス社製の最新型1.5テスラの機器を導入しており、脳や脳血管はもちろん、脊髄、神経および全身の精密検査が可能です。
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CT
MRI撮影はペースメーカーを装着している場合は撮影不可能です。また。体動が多い乳幼児での撮影は困難な場合が多いのでCTで十分な脳の精密検査を行います。
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レントゲン室
x線撮影はCR装置を導入しており、画像をデジタル化しています。
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CR装置
撮影した画像をデジタル処理する装置です。現像の手間がなく、撮影後すぐに結果が分かります。
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デジタル化した画像
撮影した画像は、デジタル化されます。画像の劣化もありません。
生活習慣病の方は脳ドックをお勧めします。
図5
脳ドックで偶然見つかった下垂体腫瘍
-視野障害を認めた(66歳男性、MRI)
脳は特殊なものではなく、全身の一部であり、喫煙や飲酒、ストレスや高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の影響を受けます。症状が見られるときは、くも膜下出血や脳出血、脳梗塞、脳腫瘍など重症なことも珍しくなく、症状が現れるまで病気が発見できないことが多いです。
このため、MRIによる脳の定期的な検査(脳ドック)は病気の予防や早期発見 (図5)においてきわめて重要と言えます。特に、生活習慣病のある方は、ぜひ脳の検査を受けることをおすすめします。